for sibs ~兄弟姉妹を自死で亡くした人の語り場 in Nagoya~
私たちは兄弟姉妹を亡くした人同士の「分かち合い」の会の主催を目的として立ち上げた任意団体です。
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『生を死を見つめて』講演会
先日、地元で『生と死をみつめて』の講演会がありました。

自死も研究されてる京都大学の医学博士のお話だったのですが、今回は自死ではなく「終焉」についてのお話でした。

印象に残り、聞いてよかったと思う話がいくつもありました。

◎「終焉」というレベルになったとき、「延命を望みますか?」こんな質問がありました。

実際、医師の中には一日でも長生きさせてあげたい、という考えで、患者にとって苦しい治療をする人もいれば、治らないと分かっていれば、一日でも楽をさせてあげたい、という医師もいるそうです。

私たち参加者に、こんな質問がありました。

「もし、仮に耳がなくなってしまって、マウスの耳を移植できるといわれた。そしたら、それを望むか、音のない世界で生きていくか?」

二百人以上の参加者の中で、前者を選んだのは十人ほどでした。

また、こんな質問もありました。「もし、一生何も食べられなくなってしまったら、機械をつけて体に食べ物を入れて生き延びますか?それとも自然な死を選びますか?」

このような問いかけが複数あり、その先生が伝えたのは、

「どう生きるか、どう死ぬを決めるのは患者自身の意志であり、医者は選択肢を与えるのであって、強制するものではない。」

ということでした。

◎先生は、アメリカ出身で、見た目もアメリカンですが、日本に魅せられ、仏教を信仰されているそうです。その理由は、日本は、「死んだ後もその人と繋がってる」からだそうです。「仏壇」や「○周忌」などを通じて故人と対話することができる、というのに感銘を受けたとおっしゃていました。

そういわれてみると、「自死遺族の会」というのも、日本では多く存在し、亡くなった家族や大切な人の話をして、それぞれの遺族の頭の中では、生きた姿を思い出してるなあ。

「生と死」の選択は最近になって、「患者の心の在り方、幸せ」を尊重するようになってきているようですが、まだそれは「緩和ケア」に重きを置く少数派の医師のようです。

ミスを犯しても謝らない医者、患者を研究材料としか見てない医者、患者に心があることを忘れている医者がたくさんいるように思えます。

もちろん、患者の中にも「体のこと」だけ考えて治療を望む人もいれば、「心のケア」をより望む患者もいると思います。そのマッチングがうまくいくようになったら問題は緩和されるんだなあ、と思いました。

頭ごなしに、「こうしろ!」という医者、「患者との対話を大切にする医者」、講演会を聞いていたら、『白い巨塔』を思い出しました。

何事にもある程度「自信」があるのは大切だけど、「傲慢」になったらそれはどんな地位であれ、残念な人だと思いました。

by ichika

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[2013/07/03 07:27] | スタッフのつぶやき | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
そうなんです。傲慢になってしまっては、いくら知識があったとしても、人は離れていくのでしょう。身近に、勘違いされてしまった方がいます。残念です。
[2013/07/03 16:52] URL | 愛 #- [ 編集 ]
何かの本で、大人になって、自信がついてきたとき「謙虚」になる人と「傲慢」になる人がいると読みました。高い場所に登るほど、「まだまだ上がある」ことが見えてくるかどうかの違いらしいです。傲慢になったら、外身は老化していくのに、人間としての成長が止まり残念な人ですよね。
[2013/07/05 06:02] URL | nue #- [ 編集 ]
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for sibsとはfor siblings(兄弟・姉妹たち)の略です。自死遺族は一人一人さまざまな想いを抱えています。私たちはここ名古屋で、兄弟・姉妹を亡くした人たちのアウトプットの場所を作ろうと思い、自死遺族の二人でこの会を結成しました。

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